朝霧の雫 テイスティングレポートその2

テイスティングレポート

テイスティングレポート その2

テイスティングレポート第2回はあさぎり銘酒会プロデュース

朝霧の雫」のレポートです。

あさぎり銘酒会とはあさぎり町の蔵元と酒屋が構成員で、

球磨焼酎の理解を進める活動を共同でしています。

あさぎり銘酒会では10年以上前から

都市と農村の絆でつくる「マイ焼酎づくり体験」をやっています。

オーナー制度でコメづくりからこだわる焼酎づくりを体験してもらっています。

マイ焼酎づくり体験」で出来上がった焼酎こそが「朝霧の雫」なのです。

できるだけ自然のまま」がコンセプトで、

原料米は低農薬のあいがも農法で栽培されたものです。

あさぎり町の高田酒造場へ原料米を持ち込み、

低温発酵のカメ仕込みで「できるだけ自然のまま」醸造されます。

これを減圧方式で蒸留したものが「朝霧の雫」です。

とてもナチュラルでいい焼酎なのですが生産量は少ないです。

町内限定発売で、球磨郡から遠いところにお住いの方には

手に入りずらい製品となっております。

テイスティングコメント

オーソドックスにお湯割りでいただきました。

しっかり風味と味を確かめるためのにお湯と朝霧の雫の割合は5:5にしました。

花酵母の高田酒造場さんらしい華やかな香りがします。

原料米は無農薬。しかも食用米としてもおいしいヒノヒカリです。

どこぞの用水路から引いた水ではなく、山からの湧水で育ったお米です。

無農薬の竿掛けヒノヒカリはスーパーに並べば10㎏で8千円はします。

こんな贅沢な原料を使えば、当然焼酎にしてもおいしくなります。

とても豊かな味わいです。そして減圧蒸留酒特有のキレ。

特徴は華やかな香りです。

青々としたハーブのような香りが漂います。

味は伝統的な球磨焼酎の風格で落ち着いています。

でありながら、後味はキレがありスッキリしています。

「朝霧の雫」の後味のキレはまた格別に抜群です。

飲み方の提案

今回はお湯割りでいただきましたが、

華やかな香りがひとしおでした。

ロックや水割りでも香りは十分楽しめます。

爽やかに飲みたいならロックがいいですね。

できるだけ自然に作ってあることにより伝統的な味わいも残っていますので

ソーダで割っても面白いかもしれません。

料理とのペアリング

どちらかといえば香り豊かな吟醸系の球磨焼酎です。

素材の味を楽しむ料理や魚介料理にピッタリです。

和食との相性は良いと思います。

エビとか貝を使ったイタリアンにも合いそうです。

ラベル情報

  商品名:朝霧の雫(あさぎりのしずく)

  醸造元:合資会社高田酒造場

  原材料:米、米麹

  アルコール度数:25度

  蒸留方式:減圧

商品はこちらでご覧いただけます。

※テイスティングレポートと料理とのペアリングは個人の感想です。

いろいろ試してみて自分に合った楽しみ方を見つけましょう。

コメント

  1. こんにちは、これはコメントです。
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