最近ブームとなっているクラフトジン、日本でもブームなのでしょうか?
ブームというほど売れていませんが・・・。
世界的にはブームのようです。
2018年の日本産ジンの輸出量は前年比606%だそうです。
国産ジンの輸出急拡大、18年は前年比6倍超 「クラフトジン」世界的ブームで参入相次ぐ
食品産業新聞社ニュースWeb https://www.ssnp.co.jp/news/liquor/2019/02/2019-0220-1153-14.html
そもそも、クラフトジンとは何なのか?
今回はクラフトジンについてレポートします。
クラフトジンとは?
ハーブやスパイスなど植物の葉や実、根などを用いて、作り手がアレンジを加えた蒸留酒「ジン」のことをクラフトジンといいます。
クラフトとは、本来「工芸的な」とか「手造り」などの意味で使われていますが、
「こだわり」とか「個性」というニュアンスも込められた小規模生産者によって造られるジンということのようです。
香り付けをする素材を「ボタニカル」と呼んでいます。
ボタニカルの素材や配合割合によって、クラフトジンの個性強く出るのが特徴です。
クラフトジンブームとは?
2009年にイギリスの「シップスミス」のクラフトジンが造られたことから、イギリスでクラフトジンブームとなり、これが世界に広まりました。
日本でクラフトジンが造られるようになったのは2016年と、日本での製造の歴史は浅いお酒です。
浅い歴史でありながら、輸出が急拡大したジャパニーズクラフトジン、輸出相手国を調べてみました。
- 1位 オランダ
- 2位 オーストラリア
- 3位 アメリカ
- 4位 シンガポール
予想と違って特定の地域に集中していませんでした。
やはり、世界各国でクラフトジンブームなのでしょう。
熊本のクラフトジン事情
熊本で初めてクラフトジンを発売したのが、合資会社高田酒造さんです。
原酒に自社製の球磨焼酎を使っているほか、熊本県産のハーブや柑橘をボタニカルとした、熊本色の強く出た個性あるクラフトジンとなりました。
熊本の名だたるバーテンダー4人を招集して、テイスティングしながらボタニカルをしています。
柑橘とハーブは、少しのブレンド率の違いでバランスが崩れてしまうため、理想のバランスに仕上げるのにとても苦労されたそうです。
氷が解けても薄くならない「しっかりしたもの」が出来上がっています。
その名も「jin jin GIN」。
覚えやすいネーミングですね。
外国の商談会で、外国の方に覚えてもらいやすいそうです。
TWSC銀賞受賞
この「jin jin GIN」、2019年東京ウイスキー&スピリッツコンペティション【TWSC 】 に出品、ジン/ジャパニーズ部門で銀賞を受賞しています。
お酒のプロも認める熊本産のクラフトジン、「jin jin GIN」。
是非、飲んでみてください。
「jin jin GIN」 のテイスティングレポートはこちらです。
「jin jin GIN」はこちらでご覧いただけます。
「jin jin GIN」の原酒となる「あさぎりの花」はこちらでご覧いただけます。
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